【男の育児】育児休暇を取得するまでたどった経緯
2015/04/01
僕は子供が産まれてから約1ヶ月後から育児休暇を取得したのですが、育休取得が確定するまではそれなりに交渉をしました。
今思い返せば案外すんなり取得できたほうかな、と思うのですが1ケースとして僕の場合を紹介しておきます。
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報告
上司の判断
妊娠が発覚してからまずは、いつ誰に報告をするかに悩みました。いきなり総務に報告しても現場の意見はどうなんだ、ということになりかねないので、やはりそこは順を追って直上の上司に報告することに。
ただし安定期に入ってから嫁が妊娠したことを公にすると決めていたので、それまではじっと我慢です。
いよいよ安定期に入り上司に報告です。
僕 「子供ができまして~」
上司「お~おめでとう!いつ産まれるの?」
僕 「10月なんですが、産まれたら育休を取りたいと思ってまして~」
上司「育休!?マジでっ!?取れるのかな~。部長に相談してみる」
反対されることはありませんでしたが、部長の判断を仰ぐとのこと。
部長の判断
数日が過ぎ、いよいよ部長の判断を聞く日が来ました。
部長「現場も忙しいし、厳しいだろ」
確かに会社内で男性育休を取得した人は今までいなかったので、理解され辛いのかもしれません。
だがここで引き下がるわけにはいきません。
僕 「いや~、なんとか取りたいんですよ。」
部長「まぁとれて2週間だろ」
なんと、2週間!?それじゃ育児にならんですよ~。
こうなったら最後の手段
僕 「育児に専念したいんです!育休とれないなら会社辞めてでも育児をやりたいという思いです。」
部長「ん~、まぁ現場の調整が付けばいいだろう」
それは誰がするのだ?という不安を覚えながらもようやく育休の許可を得ることができました。
数回にわたり交渉をしたので、1ヶ月の時がたってました。
会社の判断
許可が得られたので総務に報告しましたが、こちらは淡々と手続きをすませることができました。
「取得時期は現場で調整してください。」という補足はありましたが。
現場調整
会社の動きを待っていても調整が付かなければ育休は入れないので自分で動くことにしました。
いろんな会社の人が絡む現場だったので報告時期や順番は結構シビアに考えました。
ここは上司も協力してくれてプランを練ることができましたが、協力的な上司かどうかで現場での調整スピードがすごく変わってますね。
さらに、最初に伝えたお客様がすごく協力的で離任時期の調整をほとんどやってもらうことができました。
約1ヶ月遅れで育休に入ったのは僕の希望でもありましたので、無事予定通りに育休に入ることができました。
あとがき
こうやって記事にしてみると案外すんなり育休をとることができたと思います。
ただ男性の育児休暇に対して理解が少ないという印象がありました。特に男性の。
(僕自身育休というものがどんなものか知らなかったわけですが。。)
上司や会社に育休を反対された場合、育児休暇は労働者の権利なので会社は拒否することはできない、と訴えることも可能ですが、権利を主張するとその後の関係もギクシャクしかねないので交渉はなるべく穏便に済ませたいものです。
僕の場合は会社を辞めてでも育児に専念したい、という熱意を伝える方法でした。
僕自身が育休を取ったことで、少しでも男性の育休取得に対する理解を広めていけたらと思っています。