中華鍋のお手入れはコンロではなくバーナーで
2017/03/14
前回中華鍋の劇的復活から4ヶ月ほど経過しましたが、おかげで中華鍋大活躍です。
ただ前回は焼きが足りなかったのでいつかしっかり焼いてやろうという思いを胸に4ヶ月を過ごしていたのです。
そして遂にその完璧な空焼きが可能になる日が来ました。そう、完璧な空焼きに必要なアイテムを手に入れたのです。それはガスバーナー(プロモデル)です。
コレさえあれば熱探知で火力が弱まってしまうコンロで焼きが上手くいかず不完全燃焼をしていたこの思いも晴らすことができます!
ではさっそくガスバーナーを使用して中華鍋のお手入れをやってみましょう。
スポンサーリンク
中華鍋を磨く!
細かな手順は前回の中華鍋の劇的復活を参照ください。ガリガリとヤスリで研磨していきます。前回ふちを磨くのを断念しているので今回も磨きます。
まずは洗剤でキレイに汚れを落とすと、あっという間に輝きが失われました。
関連:男飯に必須のアイテム、中華鍋のお手入れ方法
そして紙やすりでガリガリします。あっという間に紙やすりが錆?汚れ?でいっぱいに。
多少汚れを落とせばまだまだヤスリは使えますので、さぁどんどん磨きましょう。ここは気持ちが大事です、もういいかなと思ってもまだまだ磨きましょう。ここで怠ると後で後悔しますので。
それにしてもなんでこんなに暑い日にやってるんだろう。曇りの日を選べばよかった。
さて何枚かヤスリを新しくして磨いていくと鉄の部分が磨かれてきます。左が最初に磨いたヤスリ。右が後半磨いたヤスリです。付着している削りかすの色が違いますね。汚れが取れた証拠です。
もういいでしょう、十分磨きました。
写真で見ると磨きが足りないように見えますが、端っこまで結構磨いたんですよ。指で触るとツルツルですから。
焼きを入れる!
今回購入したバーナーは新富士バーナー社製のパワートーチRZ-840。パワートーチの最上位モデルです。
中華鍋に焼きを入れる程度なのでもっと下位モデルでもいいんじゃないかと思われるかもしれませんが、このモデルにしたのにはちゃんとした理由があります。
(1)プロモデルだけあって機能が豊富
・トリガー式点火装置
まずはずせない機能、ワンプッシュで点火できるんですね。そんなに使いなれてない素人の僕が怪我なく使うにはこの機能が必須なのです。
・空気ガス調整機能
空気量とガス量を調整して適度な炎に調整できるところも素晴らしい機能です。焼きを入れるレベルなので最大火力は必要ないのです。
・連続使用ボタン
10秒やそこらで作業は終わらないので点火ボタン押しっぱなしは辛いです。ボタンから手を離しても連続使用できるのはありがたい。
・誤作動防止機能
これは付いてて当たり前のレベル。安全第一です。
(2)フルタイム逆さ使用可能
逆さにしても炎が出続けるのです。中華鍋という円盤上のものに焼きを入れるとなるとどうしてもバーナーに角度がついちゃいますからね。逆さ使用不可が結構あるので注意が必要です。
(3)どうせ使うならいいものを
今後色々と用途が増えるかもしれませんし、素人なので未熟な腕は道具でカバーするのです。僕は形から入るタイプです。
では早速使ってみましょう。本体部分はこんな感じ。
ボンベとセットでこう。
ボンベの口はねじ込み式です。背後で焼きを待つ中華鍋。
装着!
そして着火!
み、見えない。。炎が高温だからなのか、外が明るいからなのか。
炎は出ているので焼きいれま~す。うぉりゃ~。
ちなみに「ゴォー」って結構大きな音がします。お隣さんとの人間関係があまり構築されてない場合はベランダでやるのは避けましょう。通報されるかもしれません。
ものの数分でこんなになります。ここまでコンロで焼き入れるには数十分はかかりますからね。
暑くなってきたので室内に退避。考えてみれば焼きを入れるのは何もベランダでなくて良かったのです。室内で見ると炎が良く見えます。口元なんて真っ赤になってるじゃないですか。
10数分焼いて、焼きの工程終了。ふちの部分はあんまり使わないしこの程度でいいでしょう。
(長時間バーナーを使うのが怖くなったからではありません。)
油ならし!
油ならしのためくず野菜を炒めて~、と思ったら。
くず野菜がない。。
そうだ今日は燃えるゴミの日だった。今朝大量のくず野菜を捨てたんだった。
しかたがないのでにんじんさんをちょっとだけ使わせてもらいました。ちょっと腐りかけもあったのでくず野菜ってことで。
焼きあがった中華鍋がこちらです。ビューティフォー。
ふちの部分は焼きいれた部分との境が見えます。
コレで空焼きのリベンジは果たせました。今後料理するたびにもっともっと油をなじませていきます。
あとがき
パワートーチはパワーと名が付くだけあってものすごい火力です。くれぐれも火傷しないように軍手着用で作業をしてください。
あと室内でやる場合は換気扇はフルパワーで。怪我の無いよう快適中華鍋生活を。