初めての子供の1歳の誕生日はママの1歳の誕生日
育休から復帰する直前、娘が1歳になりました。
その日は家族みんなで盛大に娘のお祝いをしました。
ですが、僕にはもう一つお祝いしたいことがありました。
スポンサーリンク
それはママの1歳の誕生日
娘が産まれた時からママになり、初めてのことに戸惑いながら、日々不安になりながら、睡眠不足・体調不良であっても、日々娘のために尽くしてきた妻の、ママになってから1歳の誕生日です。
人生で一番大変な一年間。
何もかもが初めてのことで、思い通りになんてならないし自分の時間なんて無いに等しい日々。
朝起きて、ご飯を食べて、遊んで、お昼寝して、お風呂に入って、就寝する。
育児って、こんな当たり前のことを当たり前のようにこなすことがとても大変なのです。
僕が育休を取っているとき、よく同僚から聞かれた問いに
「毎日何やってるの?」という問いがありました。
特に育児を経験したことの無い男性からが大半でしたね。
逆に女性からは育児経験の有無にかかわらず、この問いをされたことはありません。
育児を経験する前から、男性と女性の間には育児に対する大きな感覚の差があるのだと思います。
そんな感覚の差があるなか、初めての育児を経験しパパは仕事で家にいない。
パパから見れば、朝家を出て夜家に帰ってくると、当たり前のことが当たり前のように終わっている。
ですが、その当たり前がママからすれば毎日戦場のような日々なのです。
パパも仕事で疲れて帰ってくるでしょうが(もちろん僕も)、ママは仕事とは違う大変さがあるのです。
育児は孤独とよく言いますが、本当にそうなのかもしれません。
パパはそんな孤独な思いを少しでもフォローしてあげれば、少しはママも気持ちが安らぐのでは無いでしょうか。
福田萌さんがなるほど!と思う記事を書いてましたのでご紹介します。
以下一部抜粋です。
仕事をやって帰ってくる父の役割はサッカーで言ったら、フォワードなんだよ。
点を入れるか入れないかは重大な責任で、そこで評価は決まるけど、
注目は常にされてて、点を入れたら誰かに褒められて、それまでのがんばりはそこで昇華する。
でも子育てをしてるママの役割は、ディフェンダーに似てると思う。
ゴール前を守って、点を取られないようにプレーする、
けど、点を取られなかったからといって、国民からの賞賛は得づらい。
子育ては24時間子供の命を守る重大な役割を果たしてるのに、
誰からも褒められない、がんばりは昇華されない、
孤独な仕事だと思う。
いや、本当にその通りだなと思います。
育児の大変さがわかるからこそ
初めての育児を共に過ごしてきて、その大変さが身にしみているから。
妻がママになって1年を機に何かしてあげたい。
ちょっとでもいいから。
そんな思いで娘の誕生日の日にプレゼントしました。
産まれてから1歳になるまでの娘と、そしてママの成長をまとめたフォトフレーム。
フォトアルバムと迷いましたが、部屋に飾っていつでも眺められるようにしたかったので、フォトフレームにしました。
夫婦二人で共に育児に専念できたこの1年は人生のなかでもかけがえのない1年でした。
お子さんがそろそろ1歳を迎えるパパは、そんな1年をお祝いしてあげるのもいいのでは無いでしょうか。^^