独特のルールが好みを分けるもつ焼き「きらく」秋葉原の立ち飲み屋
2016/06/10
秋葉原の立ち飲み屋『きらく』。ここはもつ焼きが安くてうまい、さらにお酒まで安いのでオススメの立ち飲み屋です。
しか~し、そのモツを楽しむにはいくつかの注意点があります。というのもこのお店にはいくつかのルールが存在しているので、それを知らずに入店すると場合によっては門前払いということも。
お店の名前とは裏腹に、この店の法律ともいえるルールを把握しての入店をおすすめします。
ルールさえ知っておけばおびえる必要もないので、体験レポとあわせてルールをご紹介します。
しっかり予習して楽しんできてください。
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駅から徒歩5分圏内の好立地の路地裏にひっそりと現れる立ち飲み屋
秋葉原駅の昭和通口を出て徒歩5分圏内に「きらく」はあります。路地裏ですが前もって地図で確認しておけば迷うことはないでしょう。
遠くからでは見え辛いですが、近くまで行くと黄色い看板と赤提灯がもてなしてくれます。
どちらにも「もつ焼き」と書かれているのでもつ焼きのお店だというのは一目瞭然ですね。
8畳ほどの店内は15名くらいが入れそうなつくりです。壁に向かったカウンター席と机が真ん中と反対側に置いてあります。
店内に入ると看板のおもてなしとは裏腹に、「えっ!入っちゃダメ?」と思わされる女将さんのおもてなし。
試されてます、この程度でひるむようでは入店の資格なしということですね。
平日18時頃で先客は1名のみ。うん、早めに来てよかった。
入店前から勝負は始まっている。必ず1軒目に訪れるべし!
さてこのお店の法律を説明していきたいと思います。公言しているルールもあれば暗黙的なルールもあるのでそこは店内と女将さんの空気をよんでください。
酔っ払い入店禁止
飲み屋なのに酔っ払いは入店拒否されます。色々と理由はあるようですが、酔っ払いは危ないとのこと。
キャッシュオン形式
立ち飲み屋では珍しくはない代金引換形式です。知らなくてもその場で請求されますので退場処分になるようなことはないでしょう。
料理やお酒が運ばれてくるたびに代金を支払います。
串から焼き物をはずすのNG
こちらは串を持ってくる際に女将さんが念を押すように言ってきます。
1本の串をちまちま分け合って食べるな、ってことなんですかね。やぶるとどうなるんでしょうか。
女将さんには逆らわない
注文をしているとたまに「飲み物は?」とか「串は?」と聞かれることがあります。そのときは迷わず追加注文しましょう。
「もっと飲み食いしろ!」という隠れた圧力です。断るとあからさまに要求される場合があるのでおとなしくもっと飲み食いしましょう。
ここは飲み屋ですからね。
以上、この店のおおまかなルールです。知ってさえいればビクビクすることもないのですよ。
僕は最初ビクついてましたけど・・・。
サービスを求めなければ是非とも堪能したいモツ焼き屋
そんなこんなでしっかりとルールを守りつつモツを楽しんできました。
もつ焼きのお店なら必ず頼みたいもつ煮込み。期待を上回るおいしさで、ボリュームも結構あります。
もつ焼きも100円とは思えぬうまさ。こちらはしろとレバ、ともに塩で頂きました。
他にも色々と頼んだのですが、ルールを守ることに注意が行きすぎて写真を撮ってませんでした。不覚です・・・。
すべてが安い。瓶ビールが350円とは恐れ入ります。
1時間ほどの滞在でしたが、1500円ほどで料理もお酒も堪能できました。立ち飲み屋ならではの安さで美味いモツ、「安いくせに美味い!」と思わされるお店ですね。
あとがき
(普通の)サービスを期待すると不快な思いをするかもしれませんが、独特の雰囲気を楽しめれば財布にやさしくもつ焼きを堪能できるいいお店です。
気楽に行きたいですね。