ゆで卵とチーズの自家製薫製が酒のつまみにオススメです!
2016/04/21
前回自作の手作り燻製器を作成し、いよいよ自宅で燻製を作る日がやってきました。今回燻製される食材たちは初心者でも安心のゆで卵とチーズです。
予想以上に上手くいった燻製手順をご紹介します。ゆで卵は2日、チーズは1日というか10数分で作れます。
スポンサーリンク
原木の香りに酒が進む!ゆで卵の燻製
材料
- 卵:食べたいだけ
- しょうゆ:大さじ4
- みりん:大さじ1
- 水:150cc
- 塩:適量(小さじ1~2)
所用時間
- 漬け込み:一晩~一日
- 乾燥:1~2時間
- 燻製:1時間15分
前日に下ごしらえ
いよいよ自家製燻製器クンキのお披露目です。とその前にゆで卵の燻製は2日ほど日数が必要なのでまずは食する前日の下ごしらえから。
まずはゆで卵を作ります。ゆで卵の作り方はそれぞれいつものやり方で作ってください。今回は4つ燻製にします。
フリーザーパックにゆで卵と先ほどの材料を入れます。
タッパーよりフリーザーパックのほうが漬け込み汁が少なくて済むし、混ぜ合わせやすいのでフリーザーパックに入れました。冷蔵庫に入れて、一晩から一日寝かせます。しっかりと味をしみこませましょう。
寝かせた後がこんな感じ、これだけでおいしくいただけそうです。表面の水分をふき取り1~2時間ほど常温で乾燥させます。冷蔵庫から取り出したばかりなので夏はすぐ表面に汗をかいちゃいますから、それもふき取ってあげましょう。
燻製タイム
今回使用するスモークウッドはこちら。スモークチップと違って一度火をつければその後熱源が無くても燃え続けてくれます。サクラの原木はにおいが強いらしいので、ブレンドなどのスモークウッドはオールマイティに使えるそうなのでそちらでもいいでしょう。
1本で5時間燃えるので4分の1で1時間15分です。手で簡単に折れました。
ではいよいよ卵をセットし。
スモークウッドの準備、ダンボールの上に直置きだとダンボールが燃えちゃうので陶器などの上に乗せましょう。
スモークウッドにガスバーナーで着火します。写真では横置きですが、途中で火が消えてしまったので縦置きにしてさらにバーナーで横も燃やしました。
クンキの中に入れるとこう。お~本格的な燻製じゃないですか~。
煙が逃げないようにガムテープでふたをします。簡易燻製器ですからね。
さて、時間になりました、どうなっているでしょうか。
燻製の焼け色が付いていますね~。良い感じです。
途中スモークウッドの火が消えたせいか、まだスモークウッドが燃え続けていたのでそのままチーズの燻製に突入です。
焦げ目が風格漂う!チーズのとろける燻製
材料
- チーズ:好きなだけ(今回はプロセスチーズとカマンベールチーズを使用)
所用時間
- 燻製:15分
スモークウッドがくすぶる中、チーズをセッティングです。チーズはとろける場合があるので網に直置きではなくアルミの上におきます。カマンベールチーズは特にとろけやすいです。
あっ!いう間に15分がたち、中を覗いてみるといい感じでこげ色がついてます。チーズは下準備もいらないし本当に簡単です。本当にあっという間なので薫製し過ぎないように注意しましょう。
燻製卵と燻製チーズをさらに盛ってできあがり~。ワインやウイスキーに合いそうな肴ですね。
プロセスチーズでさえこの風貌、一気に高級感が増します。これでお酒が何杯もいけますね。
あとがき
スモークウッドを乗せる陶器は一度使うと燻製以外には使用できなくなってしまうので、他の料理では使わないものを使用しましょう。こんなになっちゃいます。
燻製する場所は絶対に屋外がオススメです。キッチンだといくら換気扇を最大にしても煙を全部吸い込むことは不可能です。部屋中が煙まみれになってしまいます。
今回ベランダでやったのですが、ちょっと出入りで開け閉めしただけなのに部屋の中がいぶされてしまいました。
ベランダでやる場合はわが家はもちろんのこと、たてよこななめ前後左右の家が洗濯物を干してないことが条件ですね。洗濯物がいぶされますのでトラブルの元になってしまいます。
手軽で簡単に作れる燻製ですが、ご近所さんとのトラブルも簡単に作り出してしまうので要注意です。
くれぐれもトラブルの無いようご注意のうえ、燻製をお楽しみください。