素麺と冷麦の違いは太さだけ！きしめんや中華めんも同じ基準！？

店頭で見かけて気になりました。夏には欠かせない食べ物、素麺（そうめん）と冷麦（ひやむぎ）、何が違うんだろうと。
パッケージもほぼ一緒だし、見ただけじゃよくわからなかったので、食べ比べでもしてみようかと思い両方買ってみました。

食べる前にちょっと調べたらすぐわかったんですが、違いは太さだけなんですね。なんともびっくり、どれどれ確認してみましょう。

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素麺と冷麦の違いは太さだけ！

今回購入した日清フーズ社の素麺と冷麦、パッケージを見る限りだとほとんど一緒ですね。どちらもコシが唸り、なめらかさが際立ってます。
違いは太さだけなのでそりゃそうですね。消費者庁の「乾めん類品質表示基準」によると以下の定義がされています。

延べ干しめん以外の干しめんにあっては「干しめん」と記載すること。ただし、長径を1.7㎜以上に成形したものにあっては「干しうどん」又は「うどん」と、長径を1.3㎜以上1.7㎜未満に成形したものにあっては「干しひやむぎ」、「ひやむぎ」又は「細うどん」と、長径を1.3㎜未満に成形したものにあっては「干しそうめん」又は「そうめん」と、幅を4.5㎜以上とし、かつ、厚さを2.0㎜未満の帯状に成形したものにあっては「干しひらめん」、「ひらめん」、「きしめん」又は「ひもかわ」と、かんすいを使用したものにあっては「干し中華めん」又は「中華めん」と記載することができる。

出典：消費者庁ウェブサイト（http://www.caa.go.jp/foods/kijun_Itiran.html）

なるほど、他にもうどんやきしめんの定義もありますね。かんすいを使用すれば中華めんなのですね～、勉強になります。
ということで実際の麺を比べてみます。確かに冷麦のほうが太い気がしますね。

横からの角度。パッケージが邪魔してよくわかりませんね。

原料はどちらも小麦粉と食塩です。栄養価の違いは若干あるようですね。

確実に違いがあるのが調理方法です。ゆで時間が倍違います。
やはり太さが違うのですね、納得しました。

一通り納得したので、おいしくいただきましょう。今回はそうめんを。

涼しげに江戸切子でいただきます。一味唐辛子やごま油をたらすと風味が出ておいしいですよ。

あとがき

これからは、つるっといきたいときは「そうめん」、多少の歯ごたえが欲しいときは「ひやむぎ」を食べることにします。
おいしくいただければそれだけで十分ですけどね。