育児世代にスパイスを。

日々の育児に刺激と楽しさを!

*

隙間にピッタリ!ディアウォールと100均で手作り靴箱

      2015/10/12

kutsu_13
家族みんなの靴の数って結構ありますね。最近では娘が歩くようになったので子どもの靴も増えて収納に困っていました。

わが家の玄関には備え付け靴箱がありますが、それだけでは収まりきらず玄関の隙間にちょうど入る靴箱がないかと探してみましたがこれが結構高価なんです。

4万円超えとかさすがに手が出ません。だったら作ってしまおうということでDIYしてみました。
どんな隙間でも完全オーダーメイドで作れる靴箱をご紹介します。

スポンサーリンク

ディアウォールは賃貸物件に最適DIYの救世主

オーダーメイド靴箱を作るうえで欠かせないのがこのディアウォールです。
壁に穴を空けることなく棚や壁を作るための柱をつくることができます。賃貸物件の救世主です。

市販の2×4木材の両端につけることで床と天井に2×4木材を突っ張らせて柱を作ることが出来るのです。
突っ張った柱に穴空けたり釘打ち込んだりは自由なので、賃貸物件に最適のDIYなのです。

使い方は簡単、ホームセンターで天井までの高さより40mmほど短い長さの2×4を買ってきてつけるだけ。
ディアウォールの天井部分にはばねが仕込んでありそれが突っ張りとなります。

製品の正式な説明では、天井までの高さより45mm短い木材とありますが色んな方のレビューを参考に僕は-40mmでカットしてもらいました。
-40mmでも付属の調整スペーサー2枚を使ったので-45mmではちょっと強度に不安がありますね。木材の長さは-40mmをオススメします。

どんな隙間もピッタリ自由自在の手作り靴箱

ディアウォールという救世主を手に入れたところで、実際に作ってみましょう。

材料

SPF2×4(8フィート)×2本:1536円
ベニヤ板×3枚:1014円
ディアウォール×2セット:2500円
棚受支柱×6本:648円
棚受×12本:1296円
合計:6994円

作り方

靴箱を作りたいスペースはここです。傘たてだけが雑然と置かれています。
kutsu_02

上のほうは天井までなにもなくデッドスペースになっています。このスペースを有効活用です。
kutsu_01

この天井までの長さ-40mmにカットしてもらったツーバイフォー材がこちら。2メートルオーバーなので長いです。
ホームセンターで購入後、軽トラックをレンタルして持って帰ってきました。
kutsu_03

靴箱の板になるベニヤは300mm×300mmにカットしてもらってこんな状態です。写真は3枚ですがこれが全部で6枚になります。
kutsu_04

靴を乗せてちょっと汚れたりするので強度をあげるため、ニスを塗りました。
kutsu_05

ニスを乾かしている間に、柱に取り掛かります。
お好みの高さに棚受け支柱をつけるため、下穴をあけます。SPFという木材は結構柔らかいので、ネジの大きさの30%長さの30%の下穴にします。
左右とも同じ高さになるようにずれないようしっかりと測ってください。
kutsu_06

注意点
価格を抑えるため棚受け関連は100均でそろえましたが、支柱のネジ穴の位置がどれも微妙にずれています。これぞ100均クオリティ。
下穴を空ける際はメジャーで測るだけでなく、実際に取り付ける棚受支柱を木材にあてて穴の位置をマーキングしたほうが穴のずれは少なくて済むと思います。

今回考えた靴箱は、下のほうには傘たてを置き上のほうに靴を置く構造です。さらに傘たてのしたにはちりとりを収納できるスペースを用意しました。
そのため、支柱は柱の下の部分に20cm、中段に60cm、上段に30cmをそれぞれ取り付けました。
下段
kutsu_07

中段、上段
kutsu_08

注意点
柱の下段に支柱を取り付ける場合、ディアウォールが被さる4.5cm~5.0cmはあけておかないと支柱が邪魔してディアウォールがはまってくれません。
僕は一度失敗したので、支柱を上にずらして取り付けなおしました。
kutsu_09

いよいよ取り付けです。バネになっているほうを天井に押し付けスライドさせていきます。
1本取り付けたところこんな感じになります。
kutsu_10

もう1本の柱を取り付け、棚受けとベニヤ板をセットすればこのような靴箱が完成です。
棚受け25cmに対してベニヤ板が30cmなのでちょっとあってませんが、安く抑えるためにはしかたありません。ご愛嬌ってことで。
kutsu_11

下段には傘たてが収納できます。
kutsu_13

さらにその下にはちりとりを。
kutsu_12

柱の取り付ける幅や、支柱と棚受けの高さ調整をすればどんなスペースにもピッタリはまる靴箱ができますよ。

あとがき

デッドスペースはその家それぞれのサイズがあります。ピタリとはまる既製品はなかなか無く、あったとしても高価なので、ディアウォールを使って簡単に作れるDIYがオススメです。

 - 生活の知恵

記事下

記事下

  関連記事