会社のために働くのでなく自分のために会社を活用する働きかた
2016/04/20
転職活動もひと段落してきたdycanaです。
初めての転職活動でいろいろと感じて、会社に対する思いだとか自分が会社に所属する意味とか考えることができるいい機会になりました。
そもそもなぜ会社勤めするのですか?
会社員であるぼくが言うのもなんですが、会社員である必要はないと思うのですよ。
自営業でもいいし会社つくってもいいし、いろいろ選択肢があるなか転職と言ったら会社を変えるというのが一般的。
もっといろいろと自由に選べたらいいんじゃないかな、って思うわけです。
と、そんなことを言いながら、ぼくの次の転職先も会社員なのですが。
そんな矛盾しているような状況ですが、ぼくの会社に対する考えを書いてみたいと思います。
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会社が上で社員が下なのか
転職活動で面接だったり、キャリアアドバイザーからのアドバイスなどで感じたのが、会社のためにはたらくという感覚の会社が多いということ。
「あなたは会社にどういう貢献をしてくれますか?」
いいかたはいろいろあれど、こんな質問がありますね。
確かに会社にとっては、貢献してくれる人材でないとプラスになりませんからね。
わかります。
「会社はわたしにどういう対価をあたえてくれますか?」
逆にこんな質問もあっていいと思うのです。
それは給与だったり福利厚生だったり、待遇などですよね。
ですが、なかなかこんな質問をするといやがられるという傾向があるようです。
入社するまえから、待遇面ばかり気にしてるので敬遠されるとか。
いや気になりますよね!
人生のなかの限りある時間を使って労働力を提供しているのですから、その対価がいかほどかを気にするのは当然のことでしょう。
気にしないほうが驚きです。
自分の人生を真剣に考えていたら気になりますから。
ある会社で、会社はわたしになにを期待してるの?って感じの質問したら空気がかたまりました。笑
会社と社員は対等な関係なんじゃないですか?って思うのです。
労働力を対価にお金をもらう、すごくシンプルな関係です。
そんな関係を構築できる会社で働きたいですね。
会社と対等の関係だからこそ会社を選ぶ権利がある
会社と社員が対等の関係だから、社員は会社を選ぶ権利があるのです。
それは今働いている会社もしかり。
社員は会社を選べるのですよ。
だから会社は有能な社員を手放したくなかったら魅力的な会社であり続けなければならないのです。
魅力的な会社であれば社員はとどまりますし、より多くの人が働きたいと思うので有能な社員を雇うことができるのです。
魅力的な会社であり続ければ採用担当者も、「なにを貢献してくれるの?」と聞かなくてもよくなりますよ。
「こんなに貢献できるので働かせてください!」という人が集まってきますから。
会社に依存せず自立した立場で働く
ぼくも日々気をつけて行動しているのですが、会社に依存しないようにしています。
目指すは会社から自立した生き方。
まぁ個人でビジネスやるってことですが。
いま、働いている会社が無くなったらどうしますか。
焦りますね。
ですが、そんな場合でも何事もないように明日を生きられるのが自立していると、ぼくはとらえています。
会社があろうがなかろうが自分の力で生きていける、つまりは自分の力で稼げるってことですね。
そのためにはもちろん個人の能力が必要です。
この能力を鍛えるために会社に属するという働きかたもアリなんじゃないですか。
会社は自立型人材を雇うべきだ
会社に依存せず自立した生き方をしている人を自立型人材というとします。
自立を目指している人も含め。
会社はこういう自立型人材を雇うべきです。
採用担当者の中には、「将来自立したいと思います。」という人材を敬遠するという人がいると聞いたことがありますが、真逆でしょう。
そういう人材ほど雇うべきですよ。
会社としてはせっかく育てた人材が辞めていくと損失になるという考えからでしょう。
ですが、目先のことを考えるのではなく長い目で見たほうがいいと思うのです。
自立型人材はなにより向上心があります。
自分の能力で生きていこうとしているのですから。
そういう人材はいい仕事をするでしょう。
さらにまわりにもいい影響を与えます。
腐ったみかんならぬ輝くみかんです。
短期的視野でみると損失かもしれませんが、長期的全体的な視野でみると必ずプラスになるでしょう。
あとがき
とまぁ日々もんもんと感じていた思いが、転職活動をとおして明確になってきたので
強気で書いてみました。
ぜひ一度、自身の働きかたについて考えてみてはどうでしょう。